HSPコミュニケーション

仮面をつけて生きるのは疲れる。HSPはペルソナとどう向き合うべきか。

「仮面をつけて生きるのはもう疲れた。」
「会社の同僚や上司、さらには親や恋人に対しても
常に仮面をつけて過ごしていて、本当の自分を一体誰が知っているのだろう」

そんな事を考えるのは、日頃から強く仮面の存在を意識してしまうHSPである事が、大きく関係しているかと思います。
ふと一人になった時に、自分という人間をどこでさらけ出せばよいのか?
人にうまく甘えれない、周りに求められている自分でいなくちゃ。
そんな事を考えてしまうのは決して貴方だけではありません。

私たちは社会生活を送る上で、社会的な役割を無意識に演じています。
一人の女性であれば妻・母・職場での自分など多様な役割を演じ生きています。
私自身ずっとそのような事を考え、悩み、苦しんだ時期もありますが、
経験したからこそあなたにお伝えしたい事があります。
それは、仮面をつけて何が悪いのか。という事です。

人と接する時につけているこの仮面を心理学では『ペルソナ』と呼ぶのですが、
我々はそのペルソナと、どう向き合うべきなのかを説明します。

 

ペルソナとは?

HSPとペルソナ
スイスの心理学者であったユングによって提唱された概念であり
「人間が社会的活動をする上で、求められた役割を演じる機能」を指す言葉である。

たとえば、家ではズボラな人が職場では几帳面で神経質な面を見せる。
または、細かい性格の人が恋人の前では大雑把な性格を装うなど、
家庭でも職場でも、本当の自分ではない姿を演出している人は少なく無いと思います。

また、ユングは人間という生き物を
「他者と接する時に社会的に求めらる役割をを演じようとする機能を持つ生物」と考え、ペルソナを意識的でなく、無意識の中に存在する人間の社会的側面と唱えました。

 

HSPとの関係は?

HSPとペルソナ
繊細かつ多感なHSPは、非HSPとくらべ仮面の数が多くなりがちです。

職場や家庭でも、相手の心境まで独特の感覚で絶妙に読み取ってしまいます。
その気質は自分に対しても例外ではありません。
大抵の人が無意識に存在するペルソナに気付かず日常生活を送る事でしょう。
HSPの場合はペルソナの存在に気づくだけでなく、あまりにも本来の自分とかけ離れている場合は、
その差に悩み苦しむ事も珍しくはないことです。

他人の気分を害さぬことがHSP気質の行動指針であるため、
HSPとペルソナの因果関係は、非常に高くなることでしょう。

 

どう向き合うべきか?

HSPとペルソナ
やはり無理をしないのが一番です。
ただ、それができないからこそのHSPだとも思います。
「腹を割って本当の自分をさらけ出したい」そう思う気持ちはあって当然だと思います。
ですが、本当の自分に縛られるような事は、もっと自分の人生を窮屈にするものです。

周りの人や社会に対して、様々な顔を見せる自分を責めることはやめましょう。
仮面をつけている自分も、数ある自分の大切な要素と受け止める。
許容してあげる事がスタートラインに立つことになるのだと思います。

まとめ

HSPとペルソナ
重ねてにはなりますが、やはり無理をしないという事が大切です。
「無理をして仮面をつけて人と付き合うな。」
ではなく、無理をして仮面を剥がす必要はない。と思います。

人よりも繊細であるが故に、対人での微妙な空気を感じてしまう。
そんな人ほど、自分という人間の在り方に疑問を抱いてしまうのです。

しかし、無理をしていると思っている行動は一方で、
あなた自身の自己防衛という側面もあります。
誰かと比べると大変に思える行為も、繊細な貴方にとって実は最良の選択であるといった事も考えれます。

ですので、くれぐれも自信を責めるような事はしないで下さい。
「HSP」にとって、ペルソナは、自分を守ってくれ大切なものです。
それは、刺激の多い外の世界から、自分を守ってくれるものです。
仮面をつけるも剥がすも、あなたにとって最も楽な選択を選べればと思います。