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HSPが接客業を行う上で重要なことは?メリット・デメリットを解説

HSP・接客業

HSPは人一倍刺激に対する感受性が強いため、接客業にはあまり向かないと言われています。

HSPの筆者としては飲食店は続かない仕事の一つでしたが、向き不向きは半々のようにも感じます。

ご自身の繊細な気質を自覚し、この先の進路について悩まれている方も多いでしょう。

今回は「HSPと接客業」のメリットとデメリットについて詳しくご紹介していくので、ぜひ仕事選びの参考にしてみて下さい。

HSPが接客業に向かないとされる理由

HSP接客業に向かない理由
そもそも何故HSPは接客業に向かないのでしょうか。
その理由を以下に挙げてみました。

内向的な人が多い

実はHSPの約7割が内向型だと言われています。

内向型は人見知りで他人と関わることがあまり得意ではありません。

大きな声でハキハキ話す。
テキパキ積極的な働きが求められるので、接客業での心的負担も大きくなりがちになります。

マルチタスクが苦手

内向型の人は情報処理に時間をかけ、ゆっくりと物事を理解していきます。

なので外向型に比べるとマルチタスクが苦手です。
「接客時に多くの指示を出されるとテンパってしまう」という悩みを抱えている方もいます。

理不尽なクレーマーに心が折れてしまう

HSPは他人の感情に影響されやすいという特徴があり、お客様の感情をダイレクトに受け止めがちです。

強い怒りを向けられると、例え自身に非がなくても自責の念に駆られてしまい、精神的に追い詰められやすくなるからです。

察しが良すぎる

相手が何を望んでいるのかを察することができるため、それに応えようと必要以上に頑張りすぎてしまう節があります。

お客様にも同僚にも気を遣いすぎるあまり、無意識の内にストレスを溜めてしまうのかもれません。

HSPが接客業を行う強み

HSPが接客業を行う強み
しかし、繊細なHSPだからこそ接客業に活かせる強みもあります!具体的な例を見ていきましょう。

ひとつひとつの仕事が丁寧で正確

HSPはその繊細な気質から、丁寧な作業を行えるという長所があります。

また丁寧だからこそミスも少なく、正確に仕事をこなしていくことができるのです。

小さなことによく気付き、相手の立場になって考えることができる

「この人はマタニティマークを付けている」→だから荷物運びの手伝いをしよう

「この人は小さな子供を2人連れている」→だから袋詰めまでしておこう

「この人は補聴器をつけている」→だから大きな声でゆっくり話そう

「この人は焦っている」→だから速やかに会計を済ませられるようにしよう

HSPにはよく気付く力が備わっています。

また共感力が高く、相手の立場になって物事を考えられる方も多いです。
こうした特性は「思いやりのある接客」として存分に活かすことができるでしょう。

  • 丁寧
  • 正確
  • 気付き
  • 誠実

これがHSPが接客業を行う上での最大の強みとなります。

HSPが接客業を行う上でのポイント

HSP接客業ポイント
HSPは、決して接客業で不利というわけではありません。

このような繊細な気質の人がいてくれるからこそ、質の高いサービスを提供できると言えます。

ではHSPが接客業を行う場合、どのようなことに気を付ければより働きやすくなるのでしょうか。

押さえておきたいポイントをまとめてみました。

健全な仕事場を選ぶ(労働環境、スタッフ間の仲、客層)

HSPを提唱したアーロン博士も

「不健全な仕事環境の影響をいち早く受けるのは繊細な従業員だが、逆に健全な環境では彼らがもっとも力を発揮する

と述べています。

同じ接客業であっても、働きやすい職場とそうでない職場ははっきりと分かれています。

仕事を決める際は可能な限り細かなリサーチを行いましょう。

「過度な」ホスピタリティは控える

おもてなし精神は接客業に携わる上でとても大切なことです。

しかし、あまりにも過度に行うと自分自身が疲れてしまいます。

HSPは察しが良すぎるあまり過度なホスピタリティを提供しがちですが、メリハリを持って対応することも接客業を行う上での重要なポイントです。

また丁寧な仕事ぶりが評価される一方で、効率が悪いことを指摘されることもあるでしょう。ほんの少し手際を意識するだけでも、接客の質は大きく向上します。

自分と他人を切り離して考える

理不尽な怒りをぶつけられた際は「自分は何も悪くないけど、ここは頭を下げておこう」と思うことで、精神衛生を保つことができます。

そのためには日頃から自己と他者を切り離す訓練が必要です。

HSPの特性上なかなか難しいことではありますが、続けているうちにお客様との程よい距離感が掴めてくるでしょう。

自分の心を守ることを優先しよう

HSP楽しい接客業
HSPが接客業に向いている点は多々あります。

ポイントさえ掴めれば、傷付いたり、心折れたりする頻度も最低限に抑えることができるのです。

また、HSPの気質を活かせる職種は他にもたくさんあります。
接客業がどうしても向かないと感じるようであれば、新たな仕事先を見つけるのも手です。

自分の心の声に耳を傾け、無理なく働ける道を選んでみてはいかがでしょうか。